こんにちは!いちかです。
皆さんいかがおすごしでしょうか。
今日は暖かかったですね~…久々に少しお出かけしてきまして、なんだか夏の到来を感じられる天候でした!
気持ちよかったです…!
さて!今日は、最近Twitterでハズってるハッシュタグ「#LGBTQがいじめ差別から守られる法律を求めます」を見ているとちょっと気になった…っていうお話です。
私の意見も交えつつかみ砕いてお話したいと思います!
レインボー国会での出来事
今年の4月27日にレインボー国会が開催されました。
レインボー国会っていうのは、衆議院議員会館で実施される、LGBT当事者や有識者たちが国会議員に意見や思いを伝える場で、年に一度実施されているそうです。
で、今年はとってもホットな話題として、
自民党内でLGBTに関する新法案が国会に提出される動きがある!というのがありまして!
その新法案の名前が”LGBT理解増進法”です。
わたしこれ本当にびっくりして、そうか~自民党さん実はLGBTについて色々考えてくれてたんだ~って安堵しました!笑
…それもつかの間、よくよく調べてみると、あれれ?って思うところが出てきたんですよね…笑
”LGBT理解増進法”ってなんやの?
LGBT理解増進法について、一般法人LGBT理解増進会のホームページより下記一部抜粋しました!
- 差別禁止ありきではなく、あくまでもLGBTに関する基礎知識を全国津々浦々に広げることで国民全体の理解を促すボトムアップ型の法案です。
- 理解が広がっていない中で、いきなり差別を禁止しても、差別はなくなるどころか、予期せぬバッククラッシュを引き起こしかねません。
- わが国のLGBTを巡る現状を直視すると、今後の人権推進には、当事者間を含む多くの賛同が得られていますが、パートナーシップ制度、同性婚は、未だ国民的な議論が足りないと考えます。さらに差別禁止法は、賛否が大きく分かれています。
- 引き続き「ゆっくり、じっくり、着実に」活動を進め、LGBTに対する国民の精神の涵養(かんよう)と、それを享受する寛容な社会作りに務め、課題の完全解消を目指して参ります。
内容を見てもらうと、なんとなく、あれ~?って思うところがあるかもしれません…笑
その違和感について、ちょっとまとめてみます。
”LGBT理解増進法”の気になるところ3つ
気になったところは下記の3つです。
① あくまで理解促進のためであり、差別は禁止されるわけではない
→差別されたとしても、それは理解が不足していたからというだけでその差別自体は放置されてしまう可能性がりますよね…。
② パートナーシップや同性婚制度へは国民の議論が足りない
→当事者や有識者からの支持があったとしても、そもそも国民への理解が広がっていないのでまずは理解を広げることが先だ!と制度導入を先延ばしにしてしまうかも。
③ LGBTに対する享受する寛容な社会作りに務める
→”寛容”とは、何か悪いことをしたことに対して許すという意味ですが、LGBT当事者だからと言ってなにかそういったことをしているわけではないと思います…。
と、こんな感じで…文字で改めて書き表すと、よりなんだか違和感が大きくなった気がします。
この法案を考えた方々は、どんな”理解”を促進させようとされているのでしょうか。
この法案が提出されるとどうなっちゃうんだろう…
最初はポジティブな印象だったものの、調べれば調べるほどなんだか成立しないでほしい気持ちがおっきくなってきました…
それに今日のニュースで見たんですけど、”トランスジェンダー女性が、女性にとっての脅威となる”という自民党の勉強会が実施されていたとのことで、参加された議員さんたちもその講義を頷きながら聴いていたそうです。
そんな自民党さんが言う、LGBTへの”理解”っていうのはいったいどんなものなんでしょうか…
この法案が成立してしまうと、同性婚制度の導入などはもう絶望的になっちゃうのかもしれないですね…なんてこと…
オリンピックを目前に控えて、ちゃんと対策してますんで!っていう海外へのアピールに見えちゃうなあと、そう感じました。
そんな流れは今までいくらでも見てきたし、わたしも含めもう当事者の方は絶望し続けてきているのかもしれません…
そんな当事者たちに向かって、誰も「生きている方がいいことあるよ!」なんて言えない世の中だなとは本当に心から感じます…
ただまあこれはあくまでもわたしの意見ですので、見る人によっては別の意見を持たれるかもしれません!ご自身の意見を尊重してくださいね!
わたしはわたしなりにこの件を受け止めて、今後どうすればいいか、ちゃんと考えて前を向くことにします。
この記事をご覧の方で、今回の件を気になった方がいらっしゃいましたらぜひ調べてみてください!
そしてもし意見がある方がいらっしゃいましたら、コメントやお問い合わせフォームから色々とお聞かせいただきますと嬉しいです!
皆さんがご自身でどう感じるか、見つめられるきっかけになればと思います。
今日も最後までご覧いただいてありがとうございました!
ではまた!
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