こんにちは、いちかです。
今日も日常にある疑問をクソマジメに考えてみたいと思います。
将来は結婚して家庭に入って子ども作って～…っていう価値観がいわゆる“普通”とされてきた日本の文化に対して、考え方が徐々に変わってきている現代…。
そんな中、結婚後の夫婦はどうして同じ姓にしなければいけないのか、っていう疑問の声を聞く機会が増えてきたように感じます！
そして未だに女性が男性の姓に変更しなければいけない空気感もありますよね。
結婚ってそういうもんだから！っていう。
今日はこの“夫婦別姓”について、考えてみます。
どうして夫婦別姓にしたいって思うの？
実はわたしもずっと”結婚したら名前が変わるもの”っていう理由であんまり疑ってこなかったんです。
でも別姓でもいいんじゃない？って意見を聞いたとき、すぐに「うわーなんて素敵な案なんだ✨」って思いました笑
姓を変更することで起こるデメリットは、大きくこの二つです。
- 仕事上の関係性に影響が出ること
- 諸々の手続きが非常に大変
姓が変わると、仕事上での印象も変わって信頼に響くこともありますよね。
ずっと使ってきた名前って、それだけでイメージが付与されていますし。
そしてやっぱりある程度キャリアを築いた時に変更するとややこしい！
変えるとなると関係してきた方々みんなに丁寧に連絡しなきゃいけないですしね…。
その他、運転免許証はもちろんですが、基本的な身分証明書になるもの(パスポートやマイナンバーカードなど)や、銀行口座、携帯電話の名義などなど様々なところで変更の手続きが必要です。
これがほんっとにびっくりするくらいめんどくさい！笑
わたしは戸籍上の性を変更する際に、合わせて名前も変更しましたが、手続きにはまだまだアナログな部分が多くて時間もお金も必要なんですよね…
超大変でした…！
これらすべての手間を省き、今まで通りの姓を使用できるというだけで充分夫婦別姓にしたい動機になりますよね。
とはいえ…民法第750条で、結婚すると同じ姓を称することを強制されているわけで…
じゃあそこまでして結婚したいの？って話なんですけど、結婚によって得られるメリットもあるんですよね…！
結婚することによるメリットってなにがあるんやっけ
①税金の“配偶者控除”や“扶養控除”が認められる
つまり、税金が少し安くなる…ということです。
会社に勤めていらっしゃる方は、福利厚生でなにかし得られるものがあるかもしれませんね。
②入院などの代理手続きができる
例えば入院したときなど本来親族の方がサインする同意書などに対して、代理でそれが可能になります。
他にもパートナーが急な入院などがあった場合は連絡が入ったり、立ち合いや手術に関する同意などが親族と同じく可能になったりします。
③夫婦間で遺産の相続ができる
事実婚の場合“遺言書”を作成することで相続が可能になる場合もありますが、相続税がかかってしまうとのこと。
また、結婚していれば生命保険の受け取りなどもできるようになるそうです。
④同じ戸籍になることで安心感が生まれる
気持ちの問題って大きいもので…カップルのままではなく、法的に認められた関係になることで安心感を得るということも重要なメリットです。
ここが、“恋愛は感情で、結婚は理性でするもの”って言われる所以ですよねえ…！
なるほど…
特に②の何か事故などがあって入院した場合、知らされないし会えないってことになるのは辛いですね…
信頼し合ったパートナーだから！っていくら言っても通用しない…なんて悲しい…
「Lの世界」っていう海外ドラマで、同性パートナーの死に立ち会うことができなかったシーンがありました…あれはとっても泣いた…思い出したらまた泣く…うええ
そうか…
結婚しない選択もアリかと思いつつ、法的に関係が認められることで得られるものがどれだけ大きいことか…調べていて余計に実感いたしました。
結婚…したいなあ～…！！
世論調査によると、夫婦別姓に賛成の声が多いんです
日本では、2015年12月に実施された裁判以降、夫婦の姓に関する問題が社会的に認知されてきたそうです。
日本経済新聞社が今年実施した世論調査では、選択的夫婦別姓制度に対する賛否を聞いたところ、「賛成」が67%で「反対」が26%とのこと。
賛成と答えた人全員が別姓を求めているわけではなく、“選択できるようにする”ことに賛同しています。
逆に反対の意見としては、家族の絆が弱くなってしまうことや、子どもに対する影響を懸念した声が上がっているとのこと。
なるほど…とはいえ、別姓かどうか”選択”できるのであれば、そのあたりも解決できるように感じます。
今まで通り同姓にしたい方には特に関係なくて、別姓であっても法的な関係が認められるっていうことですもんね。
選択できるっていう制度…素敵だ…！
とはいえ、現在の法律では未だ認められているわけではない以上、結婚するか事実婚でいるかは二人で話し合ったうえで決めていかなければいけませんね…！
結婚の話だけでなく、普段の会話であっても…思いやりをもって、どれだけ相手と向き合うことができるか…
それが、今後ふたりにとっていい関係を気づくことができるポイントですよね。
わたしもちゃんとパートナーと対話します。だいじ！
うん、いいこと言った！笑
皆さんもよければぜひご意見ございましたらコメントかDMをいただけますと嬉しいです！
今日も最後までご覧いただいてありがとうございました！
じゃあまたね！
■参考文献
日本経済新聞：夫婦別姓「賛成」67%「反対」の26%上回る
https://www.nikkei.com/article/DGKKZO70425360Z20C21A3PE8000/
結婚スタイルマガジン：入籍しないとどうなる？メリット・デメリットを紹介！
https://www.niwaka.com/ksm/radio/wedding-ready/registration/base/21/
法務省：選択的夫婦別氏制度（いわゆる選択的夫婦別姓制度）について
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