こんにちは!みなさんいかがお過ごしでしょうか。
この1カ月はLGBTに関する政治的な動きが活発になっていて、わたしもYahoo!ニュースをたくさん見る機会がありました笑
LGBT理解増進会より発せられた、”LGBT理解増進法案”をめぐる討論(?)は、野党や有識者たちだけでなく自民党内でもなかなかに紆余曲折をしておりました…
そしてついに、こんなところで落ち着いたのか!?という感じです…
今日はそんなお話を少しだけさせてください。
これまでの流れ&わたしのかんじたことはこちらにまとめてます。
時間がないので国会には提出しません!
で、何が起こったのかと言いますと!
ここ数日、自民党さんの中で長時間にわたる討論が繰り広げられた末、意見集約に至らず…なんと、
今国会への提出は見送りになりました!
見送り!!!!!!?!
そうなの!?!?!
そんなことある…!?
いや、あるんですよね、そんなこと。
ここ最近のニュースは、自民党の中ですっごい長い時間討論してますってことと、その討論の中ではこんな発言がありましたよとかそういうお話ばっかりだったんですけど。
党内で意見が分かれたままだし、時間もないから提出やめとこ!って。
議論がどういう風に進んで(?)いたのか、実際のところはわかりませんが、なんだか”保守派”の方々が時間稼ぎしているだけに見えちゃうんですよね…
もう数日結論を先送りにしたら時間無くなるから!って。
んで、結局幹部たちに判断をゆだねることになって、国会提出が先送りと。
これ一般企業内で同じ事したらびっくりするくらい怒られますよね…笑
なんか稲田議員がかっこよく見えてくる不思議
わたしが勘違いしてしまいそうになるのは、この法案はあくまでも”理解増進”に留めるものということなんですよね。
今必要なのは”理解増進”ではなくて”差別の抑制”で、そんな中提案された法案の内容を見て、なんだか自民党さんらしいなあーと思ったのもまだまだ記憶に新しいです。
この法案の内容変じゃない?って事について、有識者や野党が”レインボー国会”で声を上げたように、この法案が国会に提出されて成立されたとしても、差別をなくすっていう意図はあまり無いんですよね…
そんな法案に前提として”差別は許されないものとする”という一文が加えられただけ…
なんですけど、それでも猛反発が起きて、意見がまとまる気配が無かったわけですよね。
え、じゃあ差別はあってしかるべき!ってこと!?
って、そう思いますよね…
自民党さんの”保守派”の方々は、差別推奨なんやなあって感じてしまいます。
…というか、実際に差別的な発言もされてますしね…!
稲田衆議院議員が当事者たちの代表のような、なんだかかっこよく見えてくるくらいになってきました…笑
あれえ…笑
これからの日本はどうなっていくんでしょうか…わたしたちができることは…
実際どの程度の方々が職場や学校で困っているのかっていうのは、厚生労働省の調査によっても数値化されています。
参考はこちら
ここまでオリンピックをなんとしてでもする流れになっている(?)中で、多様性を掲げられない日本の政治家さんたち…
この価値観が、イコール日本全体のものだって海外に思われるのかなって考えると、とっても悲しくなってしまいます…
この法案がどうとかいう話は今まで散々してきましたが、とはいえ今の法律に”性的指向”や”性自認”っていう言葉がない中、”LGBT理解増進法”によって”差別は許されないものとする”という文字を加えたうえで成立することは、小さいながら一歩に繋がるものだとも思います。
この法案自体が当事者や野党の意見ではないにしろ、それすらも受け入れることが出来ない自民党さんはどうやって多様性を尊重するんでしょうか…!
そもそも自民党さんの中で”理解増進”出来てないですよね…
というか討論の中で発せられた差別的な発言の謝罪が無いままですしね…!
わたしも日本に住んでいる一人として、この問題についてこれからも考えていきたいですし、もし知らない方がいらっしゃったら広めていきたいとも思います。
今日も最後までご覧いただいてありがとうございました。
じゃあまたね!
■参考文献
東京新聞:「自民党は差別を温存したいのか」LGBT当事者ら怒り噴出…まさかの法案提出見送り(2021.05.28)
NHK:LGBT理解促進法案 今国会提出見送りへ 自民党意見集約に至らず(2021.05.28)
PRIDE JAPAN:LGBT法案の今国会への提出を見送るとの報に、抗議集会が緊急開催されることになりました(2021.05.29)
コメント